虫と私となんだくん

 先日、お迎えのバスがいつものように止まり、添乗員さんがなんだくんを先導してバスを降りる時。珍しく添乗員さんが後ろを振り返りながらなにやら話している。

 どうしたのかな?と思ってみていると、扉が開き。。。これまた珍しく「ただいま戻りました~♪」の、いつものセリフがなく、「ここ!」と窓を指さしてなんだくんに話しかける。

 指さす方向には。。。

 バッタ!

 どこで、いつ張り付いたのか。。。小さなバッタが昇降口隣の窓に貼りついてました。(笑)

 嫌な予感しかしない。

 案の定。「うわ~!!」と、大喜びのなんだくん。

 「捕まえる?」と添乗員さん。

 「うん!自分で捕まえる!」と、言うが早いか、さっと捕まえる。

 母、止める間もなし!www

 「捕まえたよ~♪」と、満面の笑みのなんだくんと申し訳なさそうに笑う添乗員さんの視線を受け止める、恐らく引きつっているであろう私の笑顔。

 「逃がしてあげようね~。」の、母の声もむなしく「いや!外で飼う!いいでしょ~。」との返答。

 バス停から家まで押し問答するも。。。外の虫かごにその辺の雑草とともにINされるバッタ。

 大喜びでカゴを眺める息子とそれを肩を落として眺める母。www

 ちょっと前までなら母に強く言われたり、何度も言われたら言われる通りにしていたのに、最近では頑として聞き入れなくなってきたなんだくん。そんな姿に成長を感じつつ、苦い思いもしてみたり。(笑)

 なんだくんが虫に明確な関心を示したのは、歩き始めて間もなく。公園遊びや散歩の途中でよく見かける

 アリ

 最初は「じーっ」と眺めていただけなのが、やがて手を出すように。

 「手を出す」と言っても、直接触るのではなく、葉っぱや石をアリの上に落としたり、近くの地面を指で触ったり。

 活発な子はアリを直に持ったり、手に取ってそのまま天国へ送ってしまうこともある中、なんだくんは友達が持ったアリをのぞき込んだり、恐る恐る触ってみようとしては手を引っ込める日々。

 アリから始まった興味はダンゴムシになり。。。バッタにチョウやセミ。

 公園で走り回って遊べるようになるころには、石をどけて探したり、網で追いかけたりするように。

 それでも、一向に直接触ることができなかったなんだくん。セミの抜け殻でさえ、興味があって近くに行くものの、触ることができず、お友達が手に取っているのをうらやましそうに眺めるのみ。

 大量にセミの抜け殻があったり、網でセミやらチョウを捕まえたときに、「取ってみる?」と一緒に遊んでいる子のお母さんに聞かれても「いい。」と手を後ろにする始末(笑)

 え?その時の私?もちろん、一歩下がって眺めてましたよ。虫!触りたくない!!脱け殻ですら嫌!!

 え?この親にして、この子あり?

 まぁ、そうでしょうね~。母としては男の子なので、「虫の一匹や二匹、手に取って遊びなさいよ。」くらいは思ってはいたんですけどね~。自分が触れないので、「仕方ないよね~。」と、苦笑いしながら我が子を見てました。

 見ていたんですよ!虫に触れない我が子を!!当時は

 それがどうしてこうなった!orz

 幼稚園に入って間もなく。バスを降りて満面の笑みで「これ!」と、なんだくんが差し出した、〇-1ヨーグルトが入っていたであろうペットボトル。

 底から2センチくらいの高さまでびっしりと詰まった

 ダンゴムシ!

 悲鳴を上げそうになるのを必死にこらえて「たくさん捕ったんだね~。外に逃がしてあげようか。」とひきつりそうになる顔と声が上ずらないように懸命にこらえて話しかけたあの日。あの日の衝撃は一生忘れない。(笑)

 ちなみに、そのダンゴムシ。「自分で捕まえたの?」と聞くと「先生!」と、これまた満面の笑みで返ってきたんですが。。。

 その後も、500ミリリットルまでの大小さまざまな大きさのペットボトルにダンゴムシやらミミズを(先生が)捕まえては持ち帰ってくる日々。。。

 年中さんになって持ち帰ってくる回数が減ってホッとしたのは内緒(笑)

 その代わり(?)アリやダンゴムシなら触れるようになったのをみて驚き、感動して、「今の幼稚園にいれたのは正解だったな♪」と思ったものです。

 年中さんの課外活動について行った時、バッタを捕まえたいのにうまく捕まえられず、上手に捕まえる子の後をうろついていたなんだくん。

 そんななんだくんが、鮮やかに(?)バッタを捕まえるまでに成長したのは。。。本当に本当に嬉しいこと。。。なんですがね~。

 虫はね~。「嫌い!」ってほどではないのですが、「苦手」なので。心中穏やかではないのです、母は(笑)

特に、バッタは!夢か現か、幼い頃に胸に止まったバッタを取ろうとして見事に上半身と下半身がもげて悲鳴をあげた記憶が。。。それ以来、特にバッタがダメ!

無事、なんだくんは虫を捕まえられるようになったので、一日も早く興味を失ってくれて、持って帰ってきたり捕まえて帰ってこなくなるといいなと思っている今日この頃です♪

まぁ。。。兄を見てなんでも真似する怪獣が、すでにダンゴムシくらいなら触るので。。。兄が虫への興味がなくなっても、当分虫の呪縛からは抜けられないんですけどorz

 ちなみに、捕まえたバッタは捕まえたのが週末だったこともあり、まだ生きていたので土曜日にそっと逃がしておきました。(なんだくん、すっかり忘れていたので。www)

ではでは、楽しい日々を~♪